Copyright © 2006-2020 公益社団法人地盤工学会東北支部/Tohoku Branch of the Japanese Geotechnical Society. All Rights Reserved.
最終更新日:2009年3月25日(水)
2009年1月16日(金)に「地盤工学フォーラム東北2008(第27回研究討論会)」が仙台市において開催されました. 最初に,地盤研究委員会「研究・開発テーマ」助成を受けた研究課題2件の成果報告が行われました. また,今回は東北地域地盤災害研究委員会によるワークショップ(第3回)も開催されました. さらに,今年度のフォーラムから開催内容を大きく変更し, 地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門)候補による発表が行われました. このような盛りだくさんの企画で,約90名に及ぶ多数の参加者を迎えて盛況なフォーラムとなりました. |
地盤研究委員会「研究・開発テーマ」助成 に 昨年度採択された2件の研究課題の成果報告があり,活発な討論がなされました. |
研究課題1: 「微動アレー探査による地下構造の推定とそのデータベース化」 片岡俊一・千田由紀・葛西佑輔 (弘前大学大学院工学研究科) |
研究課題2: 「表面波の位相速度およびH/Vを利用した3成分微動アレー探査法の有効性に関する検討」 山本英和・戸田真澄・佐野剛 (岩手大学工学部建設環境工学科) |
写真をクリックすると拡大します. |
つづいて,東北地域地盤災害研究委員会による 第3回ワークショップが開催されました. 今回は「東北地方における地盤・地質・地盤災害データベースシステムについて」と題し, 2件の基調講演では本委員会における活発な活動状況と成果が報告されました. また,パネルディスカッションも行われ,データベースシステムの現状と今後の進展について 活発な議論がなされました. |
最後に,平成20年度地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門)候補による7件の発表が行われました. これは支部表彰の審査を兼ねた発表で,本フォーラムでは今回が初めての企画です. どの発表者からも大変興味深い技術報告がなされ,活発な質疑応答が行われました. |
フォーラム終了後,新年会が開催されました. |
参加者・発表者・講演者各位, ならびに本フォーラムの開催にあたりご尽力下さった幹事の皆様に感謝の意を表し,開催報告といたします. また,写真を提供して下さった東北大学の渦岡良介先生と森友宏先生にお礼申し上げます. |
文責:山川優樹(広報委員会幹事・東北大学大学院工学研究科土木工学専攻) |