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公益社団法人 地盤工学会東北支部 行事・活動紹介
公益社団法人地盤工学会東北支部では,
- 地盤工学フォーラム
- 地盤工学講座
- 地盤工学セミナー(旧称:若手セミナー)
- 講習会
- 講演会
- 見学会
- 映画会
などの支部開催行事を通して,東北地方の技術者の意識・技術向上と,人のつながりを築くことを大きな目標としています.最新の地盤工学の課題についての講演会や,市民・学生向けの映画会等の催し物のほか,研究・開発テーマの助成事業や各種研究委員会の開催などを行い,土木工学・地盤工学について積極的に社会に働きかけています.
地盤工学フォーラム
毎年,一つのテーマを決めて,そのテーマに沿った最新の情報・研究を発表し,討論を行なっています. 例えば,2010年度は「建設工事に伴う地盤環境対策」について, 2011年度は「東北地方太平洋沖地震における地盤改良効果の検証」, 「土壌中の放射性物質のリスク,挙動,措置」について講演者をお迎えして講演会を行いました. また,2008年度からは地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門)候補の発表を行っております.
地盤工学講座
現場経験が2〜3年の若手の技術者を対象に,“ベテラン”(中堅)技術者が実務に即した講義と演習を行い, 地盤工学の基礎と応用を充実させることを目的として開催するものです. 堅苦しい講座ではなく,常日頃疑問に感じていることや工事などで困った経験などについて,参加者全員で知恵を出し合っています.
地盤工学セミナー
既に二十数回を数える地盤工学セミナー(第22回までは「若手セミナー」)は,地盤工学に関連した仕事に携わる若手・中堅技術者が, 大学・官公庁・建設業・コンサルタントを問わず一同に会して,一泊二日で行なわれます. このセミナーの目的は,地盤工学に関する勉強会や現場見学を行い意見を交換し,互いの交流を深めることです. 特に,当日夜に行なわれる懇親会は,組織を越えた人脈をつくることのできる重要な行事となっており, 参加者の好評を得ています.なお,参加者の“若い”,“年寄り”の判断は自己申告です. 毎年,5月中下旬に開催しています.2002年は福島県の土湯温泉で研究討論会と横道トンネルの現場見学会を行ないました.
講習会
年2回,10月頃と1月頃に開催しています.2002年は「GISの現状と地盤工学の利用」,「地盤工学に関する設計計算入門」と題して, 全国から講師を招き講習会を行なっています. 10月頃開催の会は学会本部主催で,1月頃開催の会は東北支部主催で,東北6県のいずれかにて開催します.
講演会
国内外の著名な研究者が来仙された際などの機会に随時開催しています. 2002年は「植栽コンクリートを含む環境製品」,「地盤工学における環境問題の現状と課題」,「超高速地すべりの熱力学的解析」と題して, 講演会が行なわれました.なお,参加費は無料となっています.機会がありましたら奮ってご参加下さい.
見学会
年1回,10月に開催しています.東北地方の土木構造物などの施工現場・工事現場など普段では近くで見ることのできないところを見学することができます. また,施工方法や進行状況などについて現場の方に詳しく説明をしていただいています. 2002年は岩手県花巻市の花巻空港工事の現場を見学してきました.
支部表彰
地盤工学会東北支部では,地盤工学に関する身近で地域に密着した事業・研究等を通じ,会員の専門技術力の向上,調査・設計・施工等の効率化・レベルの向上,地盤工学のPR・イメージ向上などに貢献した優れた業績を毎年度表彰しております.技術的業績部門および貢献的業績部門について表彰候補の公募を行い,応募書類および地盤工学フォーラムでの発表に基づき表彰委員会において審査を行い,授賞者を決定します(地盤工学フォーラムでの発表による審査は技術的業績部門のみ).例年4月頃に開催される東北支部総会で表彰式が行われます.2013年度は7件の業績が技術的業績部門で表彰されています.