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掲載日:平成23 (2011) 年10月7日(金)
最終更新日:平成23 (2011) 年10月7日(金)
「東日本大震災における仙台市の宅地被災を考える」
シンポジウム 開催報告
2011年9月30日(金)13:00から東北学院大学押川記念ホールにて,「東日本大震災における仙台市の宅地被災を考える」シンポジウムが行われました.
本シンポジウムでは,東日本大震災における宅地被害を受けた方々や地盤関係の技術者,仙台市職員等を含めて200名以上の参加者が集まりました. 講演会では,東北学院大学吉田教授から東北地方に限らない地盤災害の概要と傾向についての説明があり,次に東北大学風間教授から仙台市の宅地被害の特徴について説明がありました. その後ミサワホーム松下氏により,実際に関東地方の地盤災害の住宅復旧に使われている工法の説明があり,最後に東北学院大学飛田教授から宅地災害の復旧における補助事業等の考え方について説明がありました. その後の意見交換会では,泉地区,太白地区,仙台市西部地区の3つに分かれて,東北学院大学内の会議室を会場にして,民間の地盤技術者,大学の地盤関係の研究者,仙台市職員による意見交換会が行われました. 被害の概要から復旧の考え方,工法,今後の行政の方向性など,具体的な地区を対象にして,活発な意見交換が行われました. |
文責:山口 晶 (東北学院大学工学部,地盤工学会東北支部常任幹事) |
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写真1: 吉田望教授(東北学院大学)の講演 | 写真2: 会場の様子 |