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Copyright © 2006-2020 公益社団法人地盤工学会東北支部/Tohoku Branch of the Japanese Geotechnical Society. All Rights Reserved.
最終更新日:2006年3月6日(月)
| 地盤工学会東北支部では,地盤工学に関する身近で地域に密着した事業・研究等を通じ, 会員の専門技術力の向上,調査・設計・施工等の効率化・レベルの向上, 地盤工学のPR・イメージ向上などに貢献した優れた業績を毎年度表彰しております. 受賞候補の公募を行い,表彰委員会の審査により授賞者を決定し,東北支部総会で表彰を行います. 平成16年度は,以下に紹介する4件(順不同)の業績に対して授賞されました. |
(参考)歴代の授賞業績・表彰規定等
| 受賞者: | 川上正博 | (仙台市 建設局) |
|---|---|---|
| 寺澤正明 | (仙台市 建設局) | |
| 佐々木孝博 | (鹿島建設株式会社 東北支店) | |
| 三武邦好 | (鹿島建設株式会社 東北支店) | |
| 星野 亨 | (鹿島建設株式会社 東北支店) |
| 当工事は,県道仙台泉線下に1.217kmの内径4,550mmトンネルを
シールド工法にて仙台北部共同溝として築造するものである.
当工区の地質は,全線に軟岩 (qu=1〜10MN/m2) が想定され,
透水係数がk=10×-3〜10-5cm/secであるが,未固結で湧水とともに崩壊する層も確認された.
このため,大動脈である県道仙台泉線下での工事であることから,
施工中の地盤安定の確保と残土の有効利用など環境対策として,
密閉式泥土圧タイプの気泡シールド工法を採用した. 工事では,切羽土圧・気泡注入・機械負荷・排土管理等の情報化施工を行った. この結果,切羽安定確保と地盤変状低減が図れ, 掘削残土を一般残土として有効利用し環境への影響を最小化にした. また,QBセグメントの採用により,一次覆工の品質向上と施工の効率化に寄与したものである. |
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| 受賞者: | 吉田良勝 | (国土交通省 東北地方整備局 磐城工事事務所) |
|---|---|---|
| 林雄一郎 | (国土交通省 東北地方整備局 磐城工事事務所) | |
| 田澤次雄 | (国土交通省 東北地方整備局 磐城工事事務所) | |
| 毛利祐二 | (株式会社竹中土木 東北支店) | |
| 山田伸夫 | (株式会社竹中土木 東北支店) |
| 一般国道49号合戸トンネル終点側坑口部は, 供用中の磐越自動車道と終点側坑口から約55mの地点で交差する構造となる. 本区間の施工にあたって,高速道路管理者との協議により許容路面沈下量30o以内 という条件を満足する必要があった.こうした施工条件を満足させるため, 高速道路直下部分のトンネル掘削補助工法として国内最大級の規模の 山岳道路トンネル抗口部パイプルーフ工法(オーガ掘削式鋼管推進式・単独管方式)を採用し 平成16年9月に掘削を終了した. |
|
| 受賞者: | 吉田幸男 | (岩手県 花巻空港建設事務所) |
|---|---|---|
| 藤原健二 | (岩手県 花巻空港建設事務所) | |
| 川村俊通 | (岩手県 花巻空港建設事務所) | |
| 木下幹士 | (鹿島建設株式会社 東北支店) | |
| 早川勝久 | (鹿島建設株式会社 東北支店) |
| 花巻空港は国道4号線に近接した平坦な田園地域に立地していることから,
2,500m滑走路への拡張に伴う約220万m3の盛土造成工事を行うものである.
造成工事を行う現地盤の地質構成は,粘性土や腐植土層が3〜6m程度堆積する軟弱地盤であり,
その上に約8mの盛土を行うため,「ペーパードレーン工,浅層混合処理工」による地盤改良を実施すると共に,
盛土時沈下の「動態観測による情報化施工」により,適切な盛土計画及び盛土管理,
工程管理の実施に繋げることができた. また,盛土材は8km離れた土取場から公道を経由し, 10tダンプトラックにて延べ40万台を超える運搬であった. そのため,「ICカードによる運行管理システムを開発・運用」することで盛土品質管理, 供用中空港の危機管理・出来高管理・安全管理及び環境抑制に効果があり 地元,各種団体へのPRを含め幅広く貢献できた. |
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| 受賞者: | 村野清一郎 | (東北電力株式会社 東通原子力発電所建設所) |
|---|---|---|
| 山形宏文 | (東北電力株式会社 東通原子力発電所建設所) | |
| 伊達政直 | (東北電力株式会社 東通原子力発電所建設所) |
| 最大深度23mに及ぶ高盛土上でのボックスカルバート構築であるが, 許容沈下量が15mmと厳しい条件が設定されており,沈下対策が必要となった. 狭い場所でも施工ができること,盛土完了後に改良が可能で工程を遵守できることから JSG工法を採用し,所定の品質・工程を確保した. 設計にあたっては,均質な改良体を形成してその効果を高めるため盛土材料として浚渫土砂を採用し, トレンチ縦断方向には接円配置とすることでコスト低減を図った. |
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