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地盤工学会東北支部

第26回 地盤工学セミナー(平成26年度) 開催報告

掲載日:2014年7月3日(木)
最終更新日:2014年7月3日(木)

 平成26年(2014年)6月20(金)〜21日(土)に地盤工学会東北支部主催の第26回地盤工学セミナーが開催されました. 参加人数は総勢48名となり,おかげさまで大盛況でした.ご協力いただいた皆様に感謝いたします.

今回のプログラム:
  • 1日目: 現場見学会
    • 開業直前の仙台市地下鉄東西線を歩こう!
  • 2日目: 話題提供
     → 開催案内文はこちら

 初日の見学会は,開業前の仙台市地下鉄を動物公園駅から竜の口橋梁までを軌道横を歩いて見学しました. 動物公園駐車場に集合した後,動物公園駅から軌道に降り,しばらく歩いて竜の口橋梁まで歩いて戻ってくるルートです.

 動物公園駅は,既に土木工事が終わり,建築作業の方に入っていました. 駅から軌道横に降り,途中で説明をいただきながら作業中の軌道を歩いて竜の口橋梁まで行きました. 竜の口橋梁から,橋梁上部の都市計画道路に上がり,自然に囲まれた中で,自然に配慮しながら建設している状況を確認することができました.
写真1 写真2
写真1: 見学会の様子1 写真2: 地下鉄内部
写真3 写真4
写真3: 竜の口橋梁 写真4: 見学会参加者の集合写真

 見学会終了後は,恒例の夕食兼討論会・意見交換会を行い,自己紹介から業務の悩み相談など,あちこちで有意義な意見交換ができたとの感想を寄せていただきました.

 2日目は,まず「地下鉄東西線建設と自然由来重金属への対応について」と題して,応用地質の門間様から講演をいただきました. 自然由来の重金属を建設現場から排出し処理する際に,何をどのように検討したかを詳しく講演いただきました.

 次の不動テトラの鈴木様には,「東日本大震災による被害と地盤改良」と題して,主として液状化に着目しながら,その被害状況と対策効果について,現場の様子を交えながら講演いただきました.

 最後に,応用地質の後藤様には,「女性技術者から見た「地盤工学」について」と題して,女性技術者として数年間働いた経験から,今後の女性技術者の地盤分野への進出に関する問題点を簡潔にお話しいただきました.

 いずれの講演も,非常に興味深いものでした.
写真5
写真5: 討論会の様子
 今回は,初めての試みとして,女性技術者・新入社員・学生は通常参加者の半額程度での料金として行いました. その成果があったのか,例年になく,女性や新入社員の皆様に参加いただくことができました. 今後もこのような試みを続けるとともに,東北地方の若手技術者の交流の輪を広げていきたいと考えております.

 今回も,多くの方に参加いただき盛況のうちに終わることができました. 地盤工学セミナーは今後も毎年一回開催していく予定です. 皆様のご参加を是非お待ちしております.

 最後に見学会にご協力いただきました仙台市交通局 東西線建設本部建設部と独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 仙台鉄道建設所の皆様には感謝申し上げます.
地盤工学会東北支部 地盤工学セミナー幹事一同

地盤工学会東北支部 地盤工学セミナー幹事
幹事代表 市川 健 (ダイワ技術サービス)
幹事 根本雅夫 (応用地質)
幹事 安藤滋郎 (不動テトラ)
幹事 柿沼秀幸 (岡三リビック)
幹事 五家康宏 (ダイヤコンサルタント)
幹事 安保一宏 (川崎地質)
幹事 山口 晶 (東北学院大学)
幹事 森 友宏 (東北大学)


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