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トップページ > 支部表彰 > 平成28年度 授賞業績紹介

平成28年度 地盤工学会東北支部表彰

掲載日:2017年4月28日(金)
最終更新日:2017年4月28日(金)

地盤工学会東北支部では,地盤工学に関する身近で地域に密着した事業・研究等を通じ,会員の専門技術力の向上,調査・設計・施工等の効率化・レベルの向上,地盤工学のPR・イメージ向上などに貢献した優れた業績を毎年度表彰しております。表彰候補の公募を行い,地盤工学フォーラムでの発表と応募書類に基づき表彰委員会において審査を行い,受賞者を決定します。例年4月頃に開催される東北支部総会で表彰式が行われ,受賞者には表彰状と記念品が贈呈されます。

平成28年度は,以下の通り授賞を行いました。その業績をここに紹介します。

平成28年度 地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門)
  • 支部賞(最優秀賞)  1件
  • 支部賞  3件
(それぞれ順不同で掲載しております。
(参考) 歴代授賞業績紹介募集要項,表彰規定等

平成28年度 地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門) 支部賞(最優秀賞)

東北本線 安積永盛郡山間 荒井橋りょう改築(低土被りで分岐器直下に構築した線路下構造物)

受賞者:吉田 敬弘(東日本旅客鉄道株式会社 東北工事事務所)
浅川 邦明(東日本旅客鉄道株式会社 東北工事事務所)
福島 啓之(東日本旅客鉄道株式会社 東北工事事務所)
金子 達哉(東日本旅客鉄道株式会社 東北工事事務所)

改築した荒井橋りょうは,1層1径間のボックスカルバート構造 (L=58.6m, W=13.9m, H=5.0m) であり,土被り厚さ0.7〜0.9mと非常に薄い条件でHEP & JES工法により構築した。

本工事の特徴は,東北本線2線,貨物線7線の線路直下を横断するため横断延長が非常に長大であること,2基の分岐器直下を横断するため軌道変位を極力抑える必要があったことである。

主な軌道変位対策は以下の4点である。

  1. 分岐器への影響低減のため,トングレール部直下を避けた位置に基準エレメントを配置
  2. 鋼板(スライド刃)を地盤内に先行貫入させ,ジャッキ圧力の変化で刃口前方の支障物を確認
  3. 長大けん引による周面摩擦力の低減対策としてフリクションカットプレートを採用
  4. 支障物の押し上げ・けん引力増大防止として,エレメント継手を包括した拡大刃口を採用

HEP & JES工法において,けん引延長が長く,土被りが薄く分岐器直下などの厳しい条件下でも軌道変位などを防止する対策を実施することで列車運行に影響を与えることなく,精度よく施工できることを実証した。


写真1: スライド刃
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写真2: フリクションカットプレート設置
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平成28年度 地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門) 支部賞

小型試験機とCIMを用いた大規模土工事の施工管理

受賞者:山上 晶子(株式会社大林組 東京本店 南北線陸上TN JV工事事務所)
市川 賀寿男(株式会社大林組 東北支店 双葉町保管場JV工事事務所)
奥澤 康一(株式会社大林組 本社技術本部技術研究所 地盤技術研究部)
杉浦 伸哉(株式会社大林組 本社土木本部本部長室 情報技術推進課)

気仙沼市赤岩港水産加工団地造成工事は,層厚30mの軟弱地盤を改良し,その上に地山から切り出した岩砕や土を盛土して約20haの面積を整備する。地山には「軟岩」と「硬岩」が存在し,これらの正確かつ客観的な判定が求められらた。また,地盤改良においては深層混合処理工の支持層の着底が重要であった。

岩判定においては,定量的に土質区分を判定する方法として,「エコーチップ硬さ試験」と「針貫入試験」の試験施工を実施し,それぞれ「硬岩と軟岩」,「軟岩と土砂」を区分する方法を確立した。また,深層混合処理工には,着底層の連続性を把握するため,日本初の「地盤改良へCIM導入」を行い,目に見えない改良体の出来形を「見える化」した。

その結果,切土における岩判定では,地盤硬度が定量的に示され,客観的に土質区分を判定することができ,試験時間の大幅な短縮につながった。また,深層混合処理工の出来形管理では,入力した施工情報から着底ラインを確認することで,岩盤高の誤認を防ぐことができ,必要となる出来形を確保できた。


写真1: エコーチップと針貫入試験機
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図1: 地盤改良の3Dモデリング
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平成28年度 地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門) 支部賞

女川原子力発電所防潮堤かさ上げ工事における基礎地盤改良について

受賞者:津田 幸彦(東北電力株式会社 女川原子力発電所 土木建築部 土木G)
谷地 大舜(東北電力株式会社 女川原子力発電所 土木建築部 土木G)
西藤 厚(鹿島建設株式会社 防潮堤かさ上げ工事事務所)
水口 武(鹿島建設株式会社 防潮堤かさ上げ工事事務所)

東北電力(株)女川原子力発電所では,津波に対する安全対策工事として海抜約29mの防潮堤を建設中である。本工事にあたり,鋼管杭の建込みおよび背面補強コンクリートの基礎となる地盤の支持力確保を目的として地盤改良を実施した。

本施工においては大口径高圧噴射攪拌工法を採用し,以下の課題に対し入念な計画検討を行ったうえで施工した。

  1. 機械設置面の1.5m直下まで改良体を造成するため,施工機械の設置地盤が機械重量を支えられなくなる恐れがある。
  2. 工程がタイトであり,効率的な造成サイクルとする必要がある。

これらの課題解決のため,1.に対しては,造成範囲を跨ぐ形で鋼製の架台を作成し,架台上に施工機械を配置することで,造成体直上に作用する荷重の分散を図った。2.に対しては,ラフテレーンクレーンの作業半径を検討し,移動に伴う作業の手間を最小化した効率的かつ連続的な施工を可能とした。

以上の対策により,約4万m3の造成を約半年間で完了し,品質を確保しながら工期を大幅に短縮することができた。


図1: 防潮堤(鋼管式鉛直壁)の構造
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写真1: 施工機械設置状況
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平成28年度 地盤工学会東北支部表彰(技術的業績部門) 支部賞

津軽ダム試験湛水時の貯水池内地すべり監視業務

受賞者:仙石 昭栄(応用地質株式会社 東北支社)
松本 芳起(応用地質株式会社 盛岡支店)
境 正樹(応用地質株式会社 東北支社)
中居 英樹(応用地質株式会社 東北支社)

(掲載準備中)


図1: ***
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図2: ***
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